教室の特色

「よい説明」の徹底究明を経て、ジャズ演奏法に関するあらゆる疑問に「論理的かつ明快に答える」レッスンを行っています
巷に溢れるほぼすべてのジャズ関係の教室や教則本の類は検証に晒されることのない受け売り言説に満ちており、その到底理解しようのない論理矛盾を含んだ教義たちは多くの学習者を悩ませています。
なぜそのようなことが起こり、放置されているのでしょうか。調性システム⊃再帰的副次転均システムが見くびられているから、というのが私の見立てです。そう、それを自在に操ることは多くの人が漠然と思っているよりかなり難しいものなのです。それゆえ古今東西、ピンからキリまで、ジャズ演奏とは虎の巻と脊椎反射のセットによってやっつけるものと無意識的に邪道化すべく相場が決まってしまっているというわけです。このことはこれまで、知的に誠実な学習者によるジャズ演奏への参入をしばしば妨げてきたことでしょう。
さて、再帰的副次転均システム攻略のための「よい説明」には実際、以下のようなイノベーション群が必要でした。順列を持つ5つのスケールタイプ・スケールタイプ観察・「転均×スケールタイプ」対応・「スケールタイプ×ポジション=キー」対応・階名による弦呼称・調号累進表とその一般化・調関係記号の創出・5度圏の一般化・階差転均・名残読み・漸化式ムタツィオによる分析的転均唱法・転均リゾルベント・階名タブラチュア・3種のz化メディテーション・階名コードネーム・理想的コードブック・正進行による七の和音の均グルーピング・七の和音に対するコード種類ごとの階名解釈可能性ver.0.9~1~2・教会調Ⅴに対する属七の和音化・ハーモニックマイナー類の棄却・七の和音表示推進論・「コード×スケールタイプ」対応・二の和音化と六の和音化・ベースおよび両外声のガイドトーン化・大オープンボイシング・ハーモナイズドベースラインの理論的整備・5度上方コード挿入法・六の和音挿入法・数字付きバス階名・ディミニッシュセブンスコード問題の解決とそれに対する均デザインの公式・裏コードの新定義・理想的リードシート・穏やかな均デザイン・穏やかでない均デザイン・d化・p化およびr化とその条件の明文化・δ化とε化・モード概念の秒殺的消去・ハーモナイゼーションのアルゴリズム化・トニックマイナー問題の解決・三位一体コード問題の解決・教会旋法改め教会調の導入によるブルースの脱呪術化・ブルーノートスケールの究明的解消…などなどなど。
さて、これら列挙に無性にピンと来たというアナタは私たちのレッスン=議論をよく楽しめる確率が、ひいてはジャズ演奏の真の、じつはジャズ史上かつて実現してこなかった種類の楽しみをよく知ることになる確率が非常に高い。よって当教室の門を叩いてみることを強くお勧めします。そうでない方は…ここまでこの文字列を読み通せてなどいますまいということで。